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FXのスキャルピングについて

FXの取引方法としては大きくわけて3つの方向があります。
一度購入したポジションをある程度の期間保持しつづけてその間動いた方向で大きな収益を確保していくといった取引方法がひとつです。
また1日単位で取引をして収益をあげていくデイトレーディングといった方法がもうひとつになります。
そしてさらに一回あたりで確保していく利益を数pipsから10pips程度に割り切って、数十秒から数分程度で利益を積み上げていくという利益の獲得方法です。
この短時間で小さな利益を確保していく取引方法のことをスキャルピングと呼んでいます。
もともとこのスキャルピングという言葉は、アメリカのネイティブインディアンが薄く頭の皮をはぐという意味で、スキャルからできた言葉となっています。
名前の通り、薄く利益をとっては、積み上げていく方法のことを指しているわけです。
昨年の12月から継続したアベノミクス相場では一貫してドル円の為替価格は上昇に転じ、なんと最大で15円近くまで上昇した計算になります。
こうした相場ではある程度長期にポジションを保有していても確実に利益が上がる状況が継続していましたが、5月23日に日銀の黒田総裁の会見があった直後から市場状況は激変し、ドル円をはじめとして為替の価格は上限に乱高下するようになりました。
特にドル円はボラティリティの激しい状況が継続し、1日の中でも2円程度動くことなどは日常茶飯事となったのです。
こうした相場では長くポジションを保有していると為替の流れがまったく逆方向に動くこともしばしばあり、単純にポジションを持ち続けていると大きな損失を蒙ることもあるのです。
しかしスキャルピングであれば、一定のトレンドの出ているところで最大で10pips程度の利益を上げることを繰り返しますので、仮に流れが変わってもすぐに売買することで損失も最小限に抑えることができる取引方法となります。
したがって、こうしたボラティリティが高く、買い向かいも売り向かいも両方存在してくるような激しい相場には、意外に確実な利益を確保していくことのできる売買手法となるのです。
こうしたスキャルピングの手法では、テクニカル指標がその売買での強い見方となります。
とくにオシレータ系の指標であれば、売りすぎ、買いすぎからみてどちらの方向で売買をしたらいいのかがある程度判断できますので、もちろん指標と異なる方向に動くこともありますが7割や8割といった勝率で利益を積み上げていくことができれば、長くポジションをもつよりも確実に利益を確保していくことができるようになるのです。
とくに最近の為替相場でアルゴリズムが多用されて売買に使われるような市場状況では、大きく流れが変わる局面が多発しており、こうしたテクニカル指標だけでなく目視による判断も非常に重要になってきていることがわかります。
そういう意味でもスキャルピングは市場状況にマッチングした取引手法ということができます。
とくに市場に参入したところから過去のポジションのしがらみにとらわれず売りでも買いでも市場にあわせて入っていけるのは大きな魅力となっています。
長年為替のプロとしてやってきたトレーダーでもこうした手法を利用している方が多く見られる状況です。

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